『何なんw / 藤井風』ベースの弾き方

ただ今教室は休業中ですが、あまり外出の出来ないこのご時世におうちでの練習の一助になればと思いベースの藤田講師にレクチャー動画を作ってもらいました。

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こんにちは、ベース講師の藤田です🎸
今回はYouTubeの弾いてみたの動画投稿から一躍有名になった「藤井風」さんの”何なんw”のコピー演奏とTAB譜を作成してみました。
引用元:https://youtu.be/Nt6ZwuVzOS4

そこで、この曲最大のポイントである、「ハネた16ビート」について触れてみたいと思います。
まず16ビートって何なんwってとこから解説したいと思います。
画像を見てください。

何なんw(TAB譜

メトロノームを4/4拍子、テンポ90(これくらいが分かりやすいかと思います)に設定して鳴らした際のカウントがカッコ下の赤い数字です。
このカッコで覆われた音符が4分音符の長さ、つまり一拍になり、一拍を均等に四つに割ったものが1⃣の16分音符になります。
この16分音符を主体に使ったリズムが16ビート(ハネと区別するため、イーブンの16ビートとも言います)です。
百聞は一見に如かず、聴いて感じるのが手っ取り早いかと思います

ベーシスト的にはこの曲が馴染み深いのではないでしょうか。
“The Chicken “

Tommy Igoe & The Buddy Rich Big Band: The Chicken

ベースはWill Leeです。
16ビートの名手ですね!最高にご機嫌なグルーヴです。
続いて2⃣を見てください。
16分音符を3連にしたものになります。
言葉で表すと
タタカタタカ タタカタタカ ~  
になります。

そしてこの「タタ」を繋げてやると3⃣の
ターカターカ ターカターカ ~
になります。
これがハネた16ビートになります。
しかし3⃣のままだと譜面を書くのも見るのも大変!ということで前提として「この譜面の16分音符は跳ねてまっせ!」という省略記号を付け加えたものが4⃣になります。
“何なんw”はこの、ハネた16ビートになります。
思わず身体がリズムの乗って揺れだしたくなるようなリズムですね!
他にはJamiroquaiの”Virtual Insanity”なんかが分かりやすいかと思います。

Jamiroquai – Virtual Insanity (Official Video)

ベースは初期Jamiroquaiのリズムの要となったStuart Zender。こちらもご機嫌なグルーヴですね。

ここまで長々とややこしい解説をしてきましたが、2019年紅白出場を果たし大ブレークしたバンドに、なんと一曲でこのイーブンとハネの16ビートを体感出来てしまう曲があります。
それがKing Gnuの”白日”でして
・A 0:23~ハネ
・B 0:46~イーブン
・サビ 1:09~ハネ
と曲中に使い分けられてます。

King Gnu “白日”

King Gnu – 白日

また余談ですが
・ハネた16ビート=Bounced 16 Feel
・イーブン16ビート=Even 16 Feel
と記されていることもよくありますが、口頭で伝える際は「ハネた16」と言った方が伝わりやすいように感じますね。

~最後に~
いかがでしたでしょうか?
16ビートはとても奥が深く難しいリズムですが、FUNKはもちろん、ROCK,POPS,FUSION,SOUL他、ジャンル問わず出てくるリズムですので練習して損はありませんよ!
是非、”何なんw”もコピーしてみてくださいね!
それでは!