『マリーゴールド / あいみょん』イントロのアコギ【TAB譜&コード譜付】

こんにちは。ギター講師の尾坂です。

今年ももう残りわずかとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕自身は当教室に来てから間もない時にSuchmosのSTAY TUNEの演奏解説をして以来、久々の投稿となってしまいましたが…
相変わらず甘いものを食べながら、猫さまに癒される日々です。笑
本町周辺には美味しいケーキ屋さんも沢山ありますので、おすすめですよ~。
知りたい方はまたお声かけくださいね。笑

それはさておき、今回はひさびさの演奏解説動画です。

アーティストは、「君はロックを聴かない」、「今夜このまま」など、昨年~今年にかけて一気に注目を集め、大ブレイクを果たしたあいみょん。
そして紅白歌合戦でも披露されるこの「マリーゴールド」は、カポを着ければ比較的シンプルなコードで完結できる初心者の方にもおすすめの曲ですが、ストロークに入る前のノスタルジックな音の部分をどう弾けばいいんだろう?と思われる方も居られるかと思います。
実際にアコースティックギターが鳴っているのは一瞬だけですし、ストロークのところから弾かれるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はイントロ部分に着目して弾いてみました。

弾き語りなどの際、もちろん前述のようにストローク部分から入ってもなんら問題はないのですが、簡単な3つのコードを最初に弾くだけで少し原曲の雰囲気に近づけることが出来ます。

最後に全体の譜面もご用意しておりますので、ぜひトライしてみていただければ幸いです。(譜面【PDF】はコチラ

まずはカポを忘れずに、2Fに着けてくださいね。
あまり堅苦しいことは考えなくてもいいと思いますが、一応弾き方のコツとしては、冒頭3小節は少しアルペジオ気味といいますか、各弦ごとを際立たせてキラッとした感じを出すためわずかに引っ掛けながらコードを弾いてあげるとベターです。
それから細かいところでは2弦までで止めてあげると、メインの音(トップノート)が強調されて良いかなと。
また、休符の入るEm7のリズムは、開放弦のため全弦を弾いてしまうと右手のミュートが甘くなってしまいがちになると思いますので、最初3回に関しては譜面の表記通り、6~3弦くらいまでのイメージで弾いて右手でミュート、最後の16分音符2つくらいから全弦を弾くようなつもりに戻してあげるとメリハリもついて良くなるかと思います。

また、おまけでエレアコとエフェクターを使って冒頭の音に似せた音色を作ってみました。
リバースディレイを中心に音作りを行っておりますが、マルチエフェクターなどがあれば恐らくほとんどの機種で作ることの出来るタイプの音です。
ちなみに今回使用したのはBOSS GT-1で、おおまかな設定としましては
・Reverse Delay
-TIME 1140ms(BPMに対して2分音符程度)
-FEEDBACK 10(少なめ)
-E.LEVEL 120(ドライ音無し、他のエフェクターですとMIXという表記の場合が多いです)

・Reverb
-TYPE MODULATE(少し揺れなどが入り幻想的になります)
-TIME 3.0s
-E.LEVEL 50(先程同様MIX表記の場合あり、今回はわかりやすくするため大きめに設定)

・Overtone(FX1、ピッチ系)
-LOWER 10
-UPPER 40
-D.LEVEL 100

といった感じです。
重要な点はリバースディレイでドライ音を出さないこと、フィードバックは少なめにすることですね。
またOvertoneはBOSSのMO-2モチーフかと思いますので、倍音を操作しているはずですが、他の機種の場合はピッチシフターやオクターバーなどで代用が可能です。
その場合も同様にオクターブ上の音を少し大きめに出しきらびやかさを足してあげて、オクターブ下の音は少なめで、上の音が増えた分細い音に聴こえがちなところを補助してあげる程度で良いかと。
どちらかしか足せない場合は上をもう少し少なめに足してあげればOKです。
ちなみに接続順はDelay→Reverb→Overtoneの順になります。

レッスンでは曲全体の詳細な解説や、エフェクターの使い方講座なども行なっています。
今回以上に飛び道具系のエフェクターを教室で使ったりもするのですが、レッスン生さんからも「変な音」としてご好評(?)頂いております。笑

そんなこんなで、今回はここまでとなります。
レッスン生のみなさまには今年も1年お世話になりました。
来年も楽しい教室にしていけるよう、善処して参りますので何卒よろしくお願い致します。
それでは良いお年をお迎えください。

尾坂