『Lemon / 米津玄師』間奏のアルペジオの弾き方【TAB譜付】(弾き語り用コード譜付)

こんにちは、ギター講師の尾崎です🎸

今年最初の演奏解説動画です。
今回取り上げた曲は、ここ数年でまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの米津玄師さん『Lemon』です。ドラマ 『アンナチュラル』主題歌で昨年の紅白でも歌われたこの曲の間奏の印象的なアルペジオ部分をアコースティックの弾き語り用にアレンジして教室のレッスン用のギター(Morris F-32)で弾いてみました。他の部分はほぼストロークでカバー出来ると思いますが、この印象的な間奏を是非アルペジオでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


まずこの曲を弾き語りで演奏する際には4フレットにカポをつけることをお勧めします。ちなみに、この動画や譜面に関しては全て4カポでの演奏となります。勿論カポがなくても演奏は出来ますが、セーハが多くなりかなり演奏し難くいと思います。
そして右手の指の使い方ですが、前提事項として基本は1弦クスリ指、2弦中指、3弦人差し指、4〜6弦親指と考えていただくと理解しやすいと思います。ただ、この曲でも最後の2つのコードではそうでない部分もありますし、臨機応変に対応出来るようにしとく方が良いですね。
以下間奏部分のTAB譜になります👇
(1小節目)ぼぼ開放弦ばかりなので特に問題ないと思います。右手の使い方にだけ注意しながら弾いてください。

(2〜3小節目)2小節目と3小節目は全く同じです。C6と表記しているコードは実際は4弦解放のDも鳴っていますから9thの音も入りますので、実際は「C69」が正確な表記になるのかも知れませんが、今回は譜面の見易さ重視で印象的な6thの方のみで表記させていただきます。普通のCのコードの中指を隣の3弦に持っていけば良いですね。Gに至っては6弦3fをクスリ指で押さえるだけです。

(4小節目)ここで出てくるA#dimとB7だけは右手の指の位置を5弦親指、4弦人差し指、3弦中指にしていただくと弾きやすいかも知れませんね。実際動画ではそう弾いております。
A#dimの左指は、5弦1fが人差し指、4弦2fが中指。
B7の左指は、5弦2fが中指、4弦1fが人差し指、3弦2fがクスリ指。

以上のように、シンプルなアルペジオではありますが、歌いながらストロークしている最中に入れるとなると結構難しかったりします。ピックを使う場合は上で書いた親指のところがピックになり、人差し指と書いているところが中指、中指と書いているところがクスリ指になります。ちなみに、この間奏のアルペジオでは1弦は使いません。

最後にアコーステッィク弾き語りをする際の弾き語り用コード譜を置いておきますので、このコードストロークを弾きながら間奏で上記のアルペジオを入れて練習してみてください。(コード譜ではアルペジオの部分は音符で書いておりますので、上のTAB譜のフレーズを当てはめてください)コード譜はコチラ👉Lemon(PDF)

わずか4小節ではありますが、弾き語りされる際にここをストロークで弾くのとアルペジオで弾くのでは結構印象が変わるのではないかと思います。よろしければ是非お試しください🎸

ギター講師・尾崎タカオ

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